離島・堤防からのウキサビキ釣り

私は2年に1回位の割合で大島や八丈島にタカベやイサキを釣りに行きます。

主に夏場に行くのですが、大島では夜になってから島民の皆さんがイサキを釣りに港に集結します。

島民の皆さんはイサキが夜釣れることを知っています。

だから夜港にイサキを釣りに来るのです。

朝早くから狙っても全く釣れないわけではないのですが、夜狙えばほぼ間違いなく初心者の方にも釣ることができます

最初は私もそのことを知らなかったので朝から釣りを開始していたのですが、大した獲物にめぐり合うことはできませんでした。

これは夏だからかも知れませんが、仕掛けは変わらないので試してみてください。

私は大島では夏場しかやったことがありませんが、八丈島ではこの仕掛けで昼間でも30cm位のシマアジやムロアジが港から結構釣ることができました。

もちろん、離島以外でも季節を問わず、充分釣りになるはずです。

タックル

堤防からのウキサビキ仕掛けで軽く遠投をしてイサキやタカベ、サバ、アジ等を狙います。

そんなに遠く投げる必要は無いので、ここでは軽さ重視の5号のオモリを使ったタックルをご紹介します。

釣り竿

シーフォース磯SX

5号のオモリを使うとなると、竿は最低でも2号は無いと辛いです。

シーフォース磯SX2号−540の磯竿が安くてお手頃かと思います。

リール

スナイパーワン2500

お馴染みの3号150mが巻いてあるリールです。

ここでもこのリールが活躍します。

3号150mが巻いてあれば大抵の獲物は釣りあげられます。

ドラグ調整は忘れずに!!

仕掛け

堤防からのウキサビキ仕掛けは5号の中通しウキを使用してサビキ仕掛けを使用します。

夜釣りが大前提となって説明するので、ケミボタル(化学発光体)をウキに装着して行います。

仕掛け

ウキ止め用糸

ここでも安い補修糸をご紹介します。

『ウキ止め結び』はすべてのウキ釣りで基本となるので、必ず憶えておくようにしましょう。

大島の場合、元町港では水深7.5m(竿1.5本)、岡田港では5m(竿1本)のところにウキ止め糸を移動します。

ウキ下の水深を釣り用語でタナと言います。

磯釣り(堤防釣り含む)でタナをいう場合、竿1本分とか表現をしますが、竿1本分は5mを指します。

 

シモリ玉

中通しウキの穴がウキ止めとウキゴムクッションを通ってしまわないようにシモリ玉をかませます。
従って、ウキの上と下にかませます。

シモリ玉が中通しウキの穴に入ってしまわない程度の大きさが必要ですが、通常はSで充分です。

 

中通しウキ適合オモリ5号

5号のオモリを背負うことができる遠投中通しウキです。

夜釣りのためにケミボタルが装着できるようになっています。

 

ケミホタル50

上記の中通しウキに合わせたケミボタルです。

ケミボタルは使用する前に1回折って、2つの液体を混ぜ合わせることによって発光します。

1度使うと5時間位発光し続けます。

夜の6時頃から始めるとしても11時までは持つので充分だと思います。

発光しなくなったら、新しいものと変えます。

使い捨てです。

 

ウキゴムクッション

ウキの下に通して竿を立てた時にライン上を遊動するウキがサルカンにぶつかってウキが破損するのを防ぎます。

 

スナップ付きサルカン

スナップ付サルカン10号位がちょうどいいと思います。

大きさはそれほどシビアに考えなくても問題ありません。

 

コマセ網

アミコマセを詰め込み、イサキやタカベを誘います。

仕掛けを投げ入れたらウキが落ち着くのを待ってから1度大きく竿をあおって、中のコマセを振出します。

 

サビキ

サビキはどんなものでもいいですが、ハリスは2号がおススメです。

私は白系のスキンサビキが個人的には好きです。

大島などの釣り具屋さんはあまり数を揃えていない釣り具屋さんもあるので、こちらからいくつか用意して行った方がいいと思います。

 

オモリナス型5号

ウキが5号なので、オモリも5号を使用します。

画像は6号になっていますが、5号にリンクします。

 

アミコマセ

夜釣りなので、1人1ブロックもあれば、充分だと思います。

その他の必需品

夜釣りが前提となっているので、ヘッドライトは必需品です。

その他

コマセ入れ

コマセ入れ兼、海水を汲むバケツ。

アミコマセを使用する2時間位前に入れておいて溶かしておきます。

使用時はスプーンで解凍されたアミコマセを掬い、コマセ網に詰め込んで使用します。

釣りが終わったら、手を洗うために海水を汲んだりします。

 

ヘッドライト

夜の釣りが前提なので、コマセを詰める時に点灯して、手元を明るく照らします。

これが無いとかなり釣りがやり辛いので必需品です。