[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
海のボート釣りは堤防等からする釣りに比べて魚がいるポイントをダイレクトに攻めるので、その分魚が釣れる可能性は大いに上がります。
大抵の場合、誰かボート釣り経験者が傍に居てその人がボート釣りに連れて行ってくれたりしてそのやり方を覚えていくものですが、そのような方が傍にいないとなかなか始める機会がないと思います。
1度ボート釣りをやってみたいけど、そのやり方がわからないという初心者の方に向けて貸しボートを借りて釣りをするといった手順を説明します。
海でボート釣りを行う場合、最初にすることは貸しボート屋さんへの予約ですが、どこにボート屋さんがあるのか知らなければ予約のしようがありません。
ネットで自分が行きたい地区のボート屋さんがどこにあるのか検索できると思うので調べます。
その際に狙う対象魚がそこでは釣れるかどうかも重要な要素となります。
対象魚が変わればエサや釣り道具、仕掛けなども変わってくるので全く見当違いの道具立てで狙っても全然釣りにならなければ面白くも何ともありません。
折角ボート釣りを始めようと思っている人が初回でいい思いをできなければ、今後継続できない可能性もあります。
どうせなら次回に繋げてほしいところです。
「貸しボート屋 地区名」で検索をすればヒットすると思いますので、ちゃんと自分が狙おうとする対象魚が今の時期に狙えるかどうかを確認してください。
・貸しボート屋さんの場所
・貸しボート屋さんの電話番号
・対象魚
・釣期
目ぼしい貸しボート屋さんを見つけたら電話をして予約をします。
その時に今対象魚は釣れているかどうか店主に訊きます。
「そちらに伺うのは初めてなのですが」と付け足せば、 行きの道中にわかりづらいところがあれば店主が教えてくれると思いますが、教えてくれなければ自分から訊いておきます。
また、「近所に釣り道具屋さんはありますか?」等必要な情報があれば訊いておきます。
・電話で予約(名前・日時・人数・携帯番号・住所等)
・道順
・釣り道具屋さん
予約を入れた日に貸しボート屋さんに向かいます。
馴れないうちは最低でも1時間前にはボート屋さんに着くように準備します。
途中で当日の朝飯や昼食、飲料水の準備が必要です。
また、エサを準備していなければエサの確保にも時間が余分にかかります。
それらのことを考慮しながら現地に出発します。
・現地に向けて出発
・食糧の手配
・釣りエサの確保
現地に着くと駐車場があると思うので貸しボート屋さんの店主に駐車場はどこか確認をします。
ボートに積み込む道具等を卸して、クルマを教えてもらった駐車場に入れます。
電車で行く場合はその限りではありません。
ボートの出艇台帳なるものがあると思うので、名前と人数を書きこみます。
書き終わったところでチャンスを伺い、店主等からポイント情報を教えてもらいます。
出艇準備が始まってしまうと、店主も忙しくなってしまうので着いてそうそうに訊いておいた方がいいでしょう。
ポイント情報は海苔棚でも浮かんでないかぎり、海の上では目印なんて何もないので、山ダテでしか確認する方法がありません。
『山ダテ』で検索するとその方法が出てくると思います。
山ダテは海の上で唯一(GPSを持っていれば別ですが)ある場所を表現できる方法なので必ず憶えておく必要があります。
山ダテがわからないようではポイント情報を訊いても全く役にたちません。
ボート釣りに行く前に必ず身につけておいてください。
貸しボート屋によっては大まかなポイント図を作成していて、それをくれるようなところもありますが、それでもポイントの場所を現すのに山ダテが必要です。
ボート釣りでは必ずライフジャケットを着用します。
FRPボートは転覆をすると殆ど浮力が無くなります。
そうなると、海の上では全く捕まるものが無くなってしまいます。
そのような事態になった時に備えて、ライフジャケットのベルトは緩みなくしっかりと締めておく必要があります。
出艇順序は先着順になると思うので、順番を待ちボートに荷物を積み込んで乗り込みます。
教わったポイント目がけてボートを漕ぎます。
その時に出発地点の目印を見つけておきます。
帰りはその目印を頼りに戻って来なければならないので、目印がないとどっちの方向に戻ればいいのかわからなくなってしまいます。
海の上では思った以上に戻る方向がわからなくなるので、目印は必ず見つけておきます。
貸しボート屋によっては手漕ぎボートをエンジン船で曳航してくれるボート屋もあるので漕ぐ必要がないため楽ちんでポイントまで行くことができます。
その時も出発点の目印は必ず見つけておくようにしてください。
言い忘れましたが、たま~にボートが漕げない人がいます。
手漕ぎボートを漕いだことがない人は近所の公園などで漕ぎ方を練習してから向かった方がいいでしょう。
いきなり海に出るのは危険です。
中にはその場で漕ぎ方を身につけられる人もいますが、ぜんぜん漕ぎ方が身に付かなくてとうとう出て行けなかったというような人もいます。
そのような人がいきなり、エンジン船で沖に行ってしまうと、帰りは自分で漕いで帰って来なければならないので帰って来れなくなってしまいます。
潮が早い時は漕いでも漕いでも進まないような時間もあるので要注意です。
そのような時は潮の動きが治まるのを待ってから帰ってくるのが賢明です。
待っている間、アンカーもしくはパラシュートアンカーを投入しておかないと潮や風にどんどん流されてしまいます。
待つ時は必ずアンカーを投入して待ちます。
どうしても帰れなくなってしまったようなときは携帯電話で貸しボート屋さんに電話をしてエンジン船で迎えにきてもらいましょう。
その時のためにも携帯電話は必需品です。
必ず携帯して行きましょう。
・駐車場の確認
・出艇台帳記入
・ポイント情報取得(事前に山ダテ方法を取得)
・ライフジャケットの着用
・荷物を積み込みいざ出艇
・出発地の目印を見つける
・潮に流されて進まない時はアンカー等を入れて治まるのを待つ
・携帯電話 は必ず携帯
ポイントに着いていざ釣りを開始するのですが、その時にアンカー(イカリ)が準備されているのであれば、アンカーを投入します。
アンカーを投入する時もロープを長めにして投入しておかないと、海底からアンカーが離れてしまい、ボートが流れてしまいます。
そのことを走錨(そうびょう)と言います。
ボートが流されないように他のボートと接触をしないようにできるだけ長く伸ばしましょう。
場所によっては自作のパラシュートアンカーなどを用意しているところもあるので、そのような時はパラシュートアンカーを海に入れてボートを流しながら釣りをします。
アンカーとパラシュートの両方が使用可能な時はパラシュートアンカーで狙う方が初めての場所で釣りをする時は全然有利です。
アンカーを卸して一か所で釣りをするよりもパラシュートアンカーで潮に流されながらいろいろなポイントを狙った方が全然有利だからです。
パラシュートアンカーを知らない人はその原理をネット等から勉強しておいた方がいいですね。
当日、その原理がわからなければ全く釣りにならないなんてことにもなりかねないので。
その他にも傍のイケス等にロープを結びつけて釣りをするような場所もあるので、そのような場所ではイケスにボートを繋げます。
また、潮の流れもゆるやかな湾内などでは全く何もしないでそのままボートを流すところも存在します。
あらかじめ電話で予約をする際に、「お宅ではボートはアンカーで固定するのですか?」等のように質問をすれば固定方法を教えてもらえます。
・アンカーを卸す
・釣り道具を準備して釣りを開始
終了時間が近づいたら帰りにかかる時間を考慮して釣り道具を片づけます。
初めての時はどのくらい時間がかかるかわからないので、少し早めに帰港します。
馴れていても潮や風の方向でどの位時間がかかるかわからないので、少し余裕を持って帰港するように心がけます。
出発地点に戻る時は行きに覚えた目印を見ながら帰港します。
・道具を片づける
・余裕を持って目印を頼りに帰港